ドル円強含み(円安)

先日の、ジャクソンホール会議を受け、FRBの利下げは来年度も含めて当面ない(≒景気よりもインフレ退治が優先)とのパウエル議長の発言を受け、NYダウ、1000ドル超安、3%超下落、ナスダックも暴落・・・4%程度下落(RSIも50割れ・・・)、週明けの日経平均も約800円、3%程度下落。ドル円は両国の金利差を背景に動きやすいので、ドル強含みが加速する展開(≒円弱含み、つまり円安加速)

短期的には、1998年につけた1ドル148円が次のターゲット?ここを上抜ければ、160円を目指す展開か?!

来年の春、日銀総裁黒田さんから雨宮さんに交代して、且つ金融緩和から、金融引き締め(≒インフレ抑制 鷹タカ派政策)、利上げ方針に政策変更しない限り、上記の流れは変わらない?!

我々、個人投資家ができる事は、通貨も分散投資が肝要かと思料致します。米ドル、ユーロ、ポンド、そして資源国のカナダドル、豪ドルなどを分散して長期積み立て分散投資、ドルコスト平均法が肝要かと思料致します。但し、英国ポンド、ヨーロッパユーロ圏も景気後退、インフレ懸念が上昇している為、一つの通貨はポートフォーリオの5~10%に抑える事がリスクヘッジになります(特に新興国通貨は、5%以下に抑えましょう。例えば、ブラジルレアル、トルコリラ、南アフリカランド・・・)。

スイスのビックマックセットが2200円超?!アメリカの一風堂のラーメンが3000円超?!など円安が加速している中、通貨も分散投資が王道です。

投資は自己責任で!

自己規律を守って!

12カ月24カ月かて長期積み立て分散、ドルコスト平均法で!

ドル円週足チャート

ドル円1998年~月足チャート 次のターゲットは98年につけた148円近辺?!上抜ければ160円を上抜ける展開か?!

起業家の伴走

こづちです。

ライフワークの起業家の伴走を言語化してみます。

磯崎哲也氏の書籍『起業のエクイティー・ファイナンス』を引用しながら。

  1. 事業戦略を一緒に考える *例えば、M&A、業務資本提携
  2. 経営戦略を一緒に考える *例えば、人的資本戦略、採用戦略
  3. 資本政策を一緒に考える
  4. 広報・IR 戦略を一緒に考える
  5. 優秀な幹部・従業員・社外取締役候補を紹介する
  6. アライアンス候補を紹介する
  7. 投資家候補を紹介する
  8. 銀行を紹介する
  9. その他・・・(例えば、経営者の悩みに乗る)

増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス | 磯崎 哲也 |本 | 通販 | Amazon

Have a nice day!

逆イールド 米国10年債 買い場到来か?!

こづちです。

米国の10年債が反発、買い場到来か?!

長期積み立て分散投資、ドルコスト平均法でコツコツ投資が王道  あと、債券は全体のポートフォーリオの2~4割がオススメですね。

IEF7~10年 https://www.bloomberg.co.jp/quote/IEF:US       

TLT20年 https://www.bloomberg.co.jp/quote/TLT:US      EDV超長期 https://www.bloomberg.co.jp/quote/EDV:US   AGG,BNDも人気ですね!https://www.bloomberg.co.jp/quote/AGG:US   https://www.bloomberg.co.jp/quote/BND:US

短期戦略ではなく、長期戦略!

5年以上Buy and Hold戦略ね! 

チャートは5年で見て下さい。

投資は自己責任、自己規律を守って下さい。

Have a nice weekend!

信用買い、売り

こづちです。

信用取引残とは?  

ポイントは、

信用買残がたまっている地合で、チャートが下がる地合い、個人の逆張り?!上値の重い展開になった際は留意

信用買残が20倍以上、PERとの相関、銘柄事の過去の倍率推移が重要

信用買残は将来の売り圧力、信用売残は将来の買い圧力

*信用買い残が増えて、チャートも上がる場合はモメンタムが強い状態?!

*個人投資家の上級者が信用買い、機関投資家のプロが信用売りなどのポジションをとりがち?!

*個人投資家は、海外機関投資家、AI、アルゴリズムに再現性高く買っていく事が肝要かと思料

*特に、マザーズ市場は個人投資家が多く、海外機関投資家、ファンドなどの上級者と対峙する為、信用残高推移重要

*例えば信用買いは、基本的には制度信用3.3倍のレバレッジ可、6カ月後には売り圧力(中長期の将来の売り圧力?)

*例えば信用売りは、基本的には制度信用3.3倍のレバレッジ可、6カ月後には買い圧力(中長期の将来の買い圧力?)

投資は自己責任、市場との心地よい距離を継続しましょう!

Have a nice weekend!

米ナスダック、ダウ、S&P500急落

こづちです。

米ナスダック、ダウ、S&P500急落、、、今週S&P500は年初来安値に近い水準

悪材料:

①米消費者物価指数CPI+前年比8.6%上昇(前年同月比) *市場予想8.2%に対し上振れ、ガソリン高で40年半ぶりに高い伸び

②新規失業保険申請件数増  

③テック企業リストラが本格化  *テクノロジーセクターは1月から4月の459人から4,044人の雇用を削減

出所:

Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-09/RD7MV5DWRGG301

ロイター https://www.reuters.com/markets/us/us-tech-sector-sees-highest-job-cuts-may-since-dec-2020-report-2022-06-02/

1970年後半、米国がスタグフレーション(インフレ+景気後退)によって株価が長期的に低迷しました。

当時、FRBはインフレを抑制する為に、政策金利を約4.5%以上まで引き上げました。

過去の歴史が示す通り、FRBの政策金利青線>インフレ率となりインフレを抑制する事に成功しています。

過去のファクトを確認した上で、あしもとはどうでしょうか? 

個人投資家は心の準備をしておくことが肝要かと思います。厳しい状況ですので、スタグフレーションのリスクもある認識を・・・

こういったズル下げ相場でこそ12カ月、24カ月と中長期的なドルコスト平均法こそが、再現性のある個人が勝てる戦略です。

出所:FRED  https://fred.stlouisfed.org/graph/?g=6TK#0

Have a nice day!

セクター ローテーション

こづちです。

市場のボラティリティが高い今の様な地合いこそ、長期的にはチャンスです!*セクターローテーションがおこっている今こそチャンス!ズル下げ相場でこそ、12カ月以上かけて、ドルコスト平均法で次の波のセクターへ!

*セクターローションの定義:景気や金利の各局面で有望なセクターに投資資金を移す戦略

結論:STAGE2~STAGE3 米国市場はBear Market入り

グロース株から⇒ バリュー株へセクターローテンションの地合いか?!

ハイテク株から⇒ ディフェンシブ株 ex. エネルギー、生活必需品、ヘルスケア、公益に資金移動か?!

株式市場のサイクル、景気サイクルの波をステージ1~4でとらえて、波に乗れば個人でも再現性高く市場で勝ち易くなります。

(株式市場のサイクルが景気サイクルよりも早いのは、株価に景気先行性があり将来の景気を織り込む為)

投資は自己責任!自己規律を守って市場との心地よい距離継続!

次の波は、生活必需品、ヘルスケアセクターか?!

VDC生活必需品

VHTヘルスケア

投資は自己責任!自己規律を守って市場との心地よい距離継続!

出所: https://school.stockcharts.com/doku.php?id=market_analysis:sector_rotation_analysis

STAGE1 *経済の縮小傾向から・・・リセッション入り・・・株価次第に拡大・・・

パフォーマンスが高いセクター:ハイテク、一般消費財、消費者サービス

(FRB中央銀行の利下げ、金融緩和、高PERのハイテク株は上昇しやすい)

(景気が下げ止まらなくても、将来の景気拡大を見越して、一般消費財、消費者サービス株が上昇しやすい)

STAGE2 *長期買い持ちが難しい局面?!・・・株式市場ブームになりやすい?

パフォーマンスが高いセクター:消費財サービス、資本財、素材、エネルギー 

(景気縮小から拡大に転じると、資本財、素材株が上昇しやすい)

(FRB中央銀行の政策金利引き上げ≒利上げ、金融引き締め・・・インフレ懸念から長期金利上昇)

(ブームであった高PERのハイテク株が売られはじめる・・・ナスダック暴落しやすい)

STAGE3 *現在はステージ3の入口あたり?! 株式市場のピークアウト、

パフォーマンスが高いセクター:ディフェンシブの生活必需品、ヘルスケア、公益に資金を移しリセッションに備える 

(発生点はインフレ懸念、FRB中央銀行の利上げ)

(素材、エネルギー株に資金が流入しやすい)

(資本財、素材株は暴落しやすい・・・長期で買い持ちするのが難しいセクター)

STAGE4 *リスクオフ相場 すべてのセクターが売られやすい展開?! 狼狽売りが発生し易い地合い?! 

パフォーマンスが高いセクター:不動産、金融

(発生点は失業率上昇、FRB中央銀行の利下げ、長短金利差拡大≒金融機関の利益拡大)

Have a nice day!!!

米国市場の大暴落 長期投資目線では買い場か?

こづちです。

米国の小売りセクター(消費財セクター)が、大暴落・・・発生点はTarget(TGT)▲39%と言われています。

FRBの金融引き締めと、インフレ懸念を受けて、米国市場弱気相場いり(ベアマーケット)。

直近高値より、

  • ナスダック約▲30%、S&P▲20%。
  • 小売り世界大手のWalmart(WMT▲24% Target(TGT)▲39% 
  • ホームセンター世界大手のHome depo(HD)▲32%、Lows Company(LOW)▲46%
  • スポーツ用品世界大手のNike(NKE)▲39%、
  • カフェチェーン世界大手のスターバックス(SBUX)▲42%
  • ファストフード世界大手の  チポトレメキシカン(CMG)▲36%、ドミノピザ(DPZ)▲42%

一方で、需給逼迫、OPEC増産見送りなどを受けて、コモディティ(特に原油など)は強含み・・・

VDE 銘柄 – バンガード・エナジーETF 投資信託(ファンド)情報(VDE)

https://www.bloomberg.co.jp/quote/VDE:US

投資は自己責任で!

Have a nice weekend!!!

世界の株式時価総額、21兆ドル消失、債券は17兆ドル減

こづちです。

5月11日の日経新聞で「世界の株式時価総額」、21兆ドル消失、債券は17兆ドル減という記事が掲載されました。

結論からいうと、こういった地合いこそがチャンスです。

<NASDAQは直近高値から約30%下落>

ポートフォーリオにリスク資産、債券などを多く保有する方は苦しい地合いですが、短期の押し目などで、取り返そうなどど、功を焦らず、じっくり腰を据えて12か月くらいの戦略で市場との距離を保つことが肝要かと思料。

繰り返しになりますが、ボラティリティの激しい相場環境こそ、中長期的にはチャンスです。

金融政策の変換、金利先高感の地合いこそ(≒インフレ懸念)、つまりリスクオフ相場、悲観相場(pessimism、skepticism)こそが中長期の視点でみれば絶好の買い場です。2025年頃に、今を振り返ればそういう事になっていたという事が往々にしてあります。言い換えれば、下落局面、ズル下げ相場はチャンスです。特にインデックス投資戦略おいて。M&Aという視点からも絶好の買い場を目を皿の様にして、決戦に備えることが肝要かと思料。

機関投資家、AI、アルゴリズムに勝つ、個人の再現性のある戦略は、相場から撤退せず、ここから数年かけてドルコスト平均法でコツコツと長期積み立て分散投資です。

インフレに強い

インデックス(SPY、VOO、VTI・・・)、

通貨(米ドル、豪ドル・・・)、

リート(IYR・・・)、

コモディティー(IAU、GSG、DBA・・・)

などをコツコツ長期積み立てです。

相場格言に「リスクオンの強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち・・・」とはまさに上記のことですね。

「Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism・・・

Have a nice day!