SO ストックオプション Share the gain, Share the pain

こづちです。

ストックオプションに関して。

楽天の事例メモです。

同じ船に乗る(on the same boat)

・2011年までSOは無償で発行、行使価格は付与時の公正価格(時価)

・行使期間4年、行使条件は行使時に会社に在籍

・2010年に行使可能となったSOの中にはアウト・オブ・ザ・マネーが多くあった

・欧米の制度化で発行されるSOと比べ払込時に現金が必要であり使い勝手が悪い

・そこで、新しく提案されたのが、行使価格1円のSO

・一方で、投資家の懸念として、株主が株価低迷に苦しんでいる時に役員従業員が利益を手にするのは不公平、行使条件には業績達成要件などが必要

・「1円SO付与の査定は、営業利益の目標達成、部門業績、個人業績を反映」

・「行使可能となる4年間で業績が向上すれば株価は上昇するはず、付与時点より行使時に株価が低下すれば従業員はこれを報酬の目減りと捉え、株主と利益も不利益も共有(Share the gain, Share the pain)」

Have a nice day!

https://books.rakuten.co.jp/rb/15931368/?l-id=search-c-item-img-01

IR 「株を買ってもらうことが目的」

こづちです。

IRに関して。

楽天IR戦記のメモ。

楽天では年間のIRミーティングが当時で約400件、執筆段階で約1000件。

1割~2割に役員が出席。

投資家の運用資産額、特徴、保有株式数、有益な情報を取得できるかなどで参加者を判断

常に一定の大手機関投資家へ重点的なIR活動、

大株主が売買する時に適正な価格で十分な流動性を与えられるようにヘッジファンドの様な短期投資家にもアプローチ、

保有株式数については外部機関へ実質調査を委託(結果を見ると三か月ごとに会っていた投資家がほとんど楽天の株を保有していない、逆もあり)

「株をかってもらうこと」こそが目的

自社の企業価値を議論できるように。

Have a nice day!

投資 アノマリー 

こづちです。

投資に関して。

昨夜のNOBU塾のノブ先生の過去から未来の予測が素晴らしかったのでメモします。

3ヶ月パフォーマンス(ナスダック、NYダウ、S&P500の平均)
1位:10月末買い、1月末売り +5.3% 

2位 :2月末買い、5月末売り +5.1% 

3位 :9月末買い、12月末売り +4.7%  

9ヶ月パフォーマンス(ナスダック、NYダウ、S&P500の平均)
1位:9月末買い、6月末売り +10.05% 

2位 :10月末買い、7月末売り +9.55% 

3位 :11月末買い、8月末売り +8.89%

https://money-stock.net/us-stockinvestment/anomaly-area01/

投資は自己責任で。

Have a nice day!

  https://youtu.be/SizLHmpIQVw

IR IR部門の付加価値

こづちです。

IRに関して。

・投資家の質問に答えるだけでなく、投資家からのフィードバックを集めて、経営陣、事業部門へ共有

・フィードバックは自らを映す鏡、ネガティブな耳の痛い情報も含めて

・迷ったら丁寧な説明を選ぶ、丁寧な説明、フェアな情報開示による市場との信頼構築

・ガバナンスに関して、浮動株が少ない上場企業は投資家にとってリスク

・親子上場、グループ内取引

・外国人投資家「海外ロードショー」

Have a nice day!

参考書籍のURLリンク

https://store.shopping.yahoo.co.jp/windybooks/s-9784198646608.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title#ItemInfo

M&A 米フットロッカーがアトモスを約400億円で買収

こづちです。

今日はM&Aに関して。


アメリカに住んでいた際にお世話になっ米国のスニーカー・スポーツウエア小売店のフットロッカー(FOOT LOCKER)が、スニーカー専門店アトモス(ATMOS)を展開するテクストトレーディングカンパニーを3億6000万ドル(約396億円)で買収のニュースです。

アトモスは現在日本国内に39店舗、グローバルで49店舗を展開し、20年度は1億7500万ドル(約192億円)を売り上げた。そのうち60%はECによる売り上げだ。

アトモス社長は「アトモスは2000年に裏原宿で創業。スニーカーカルチャーへの愛と、顧客との強固なつながりによってここまで成長してきた。同じビジョンを持つフットロッカーと協業し、次なる成長のフェーズへ踏み出す」と意気込む。

社長のコメントメモ

1,「最終的に面白いか面白くないか」

2,「次の成長段階に進められるか」

3,「僕の価値はスピード感と判断力、売れる売れないを即決できる」

4,「たとえ失敗しても、受け入れられなかった原因が何だったかを分析し反省するもの面白い」

5,「スニーカー業界での世界制覇、アジア各国に3店舗ずつ出店するとか」

 なお、フットロッカーは同日、米国西海岸をベースにするスポーツウエア小売店の「WSS」を手掛けるユーロスター(EUROSTAR)を7億5000万ドル(約825億円)で買収することも発表。

今日もみなさんに幸あれ!

ETF投資

こづちです。

今日はETF投資に関して。

日経が年初来安値更新。。。

投資は短期と長期戦略をわけて、定期積立が基本戦略です。

ポイントは分散(通貨、国、業界)を心がけて、ボラティリティの高いビットコインなどは5%以下。

債券約20%(現金含む)

コモディティー約10%

NISAもコツコツと。

長期ポートフォーリオのコアETFは、

VOO、VTI、DIA、VIG、VTV、VYM、SPYD、VEA、VGK、VWO、

TLT、EDV、

便利なETF検索サイトのリンクです。

https://etfdb.com/

今日もみなさんに幸あれ!

IR

今日もIRに関して。

このバフェットコードさん素晴らしいです!目から鱗!

下記にポイントをメモします。

・IRに予算を張れない要因のひとつは成果を評価する指標無し

手掛かりになり得るものとしてβ。

・時価総額300億円までの企業IRの課題でほぼ共通なのは流動性

すなわち出来高が足りない問題⇒出来高不足だと機関投資家がエントリーできない⇒機関投資家が入れないとバリエーションが上向かない⇒出来高を演出する個人投資家を軽視すると、後悔します。

・流動性の獲得に即効薬なし、予算とかけて地道に

1、経営トップが時間と予算投入(CFOやIR担当に丸投げではなく)

2、会社説明を何度もする

3、会社説明をどこでもする

4、発信し続ける

5、メディアを使う

6、IRページをリニューアル

・株取引(コンバージョン)=投資家のリード獲得

・投資判断に必要な要素と、効果的に伝える構成

・顧客の課題、サービス説明、市場規模、競合、収益構造の分解、中期戦略、リスク

・株価は業績に付いてくるは半分正しいが半分誤り

・IRがうまければ将来の業績は株価に織り込まれている

・株価を適正に高めて、有利な条件で資金調達

・資本コストを下げるのもIRの仕事

・「まだ小さいですがトラクションでてます」「3年後の業績予想はこうです」「そのためには投資資金が必要です」

今日もみなさんに幸あれ!

M&A

こづちです。

今日はM&Aに関して。

小が大を買う、銀行と投資家から調達、グローバルカンパニーへ!

買収後のガバナンスストラクチャーはColeman経営陣にビザスク株を保有させ、ビザスク経営陣は Coleman 取締役へ相互派遣。

Debtと優先株をの組み合わせでdilutionを抑制。

約1億200万ドル(約112億円相当)で、ビザスクがコールマン社の発行済み株式を100%取得し完全子会社にする。

ビザスクの端羽英子社長はBusiness Insider Japanの取材に対し、「日本企業が海外の知見にどんどん触れられるようなサービスにしたい」と話した。

https://www.businessinsider.jp/post-240632

種類株は議決権無しで3724円で普通株に転換可能、

配当は3%、

金銭対価取得請求権付帯(新株予約権付き社債の様な)

種類株の引き受けPEは株価が上がれば新株予約権含めてアップサイド享受、上がらなければ3%に配当享受、

ビザスクとしては、公募でないので、株価影響を抑制、

議決権もないので経営権はコントロール。

今日もみなさんに幸あれ!

IR

こづちです。

今日はIR 市場との対話に関して。

株式市場との対話は「自社の経営状況を正しく把握するための手段」。

機関投資家との個別面談については、

株式の保有状況、投資家の資産規模、日本株投資額、平均保有期間、及び経営陣に対して役立つ情報を提供してくれるか?

下記の書籍を引用させて頂きました。

ヤフージャパン 市場との対話 20年間で時価総額50億円を3兆円に成長させたヤフーの戦略 | 浜辺真紀子 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon

今日もみなさんに幸あれ!